【数十年かけ『布川角左衛門日記物語』(ブックグローブ社)ついに刊行、3月発売予定‼︎』】

【数十年かけ『布川角左衛門日記物語』(ブックグローブ社)ついに刊行、3月発売予定‼︎
 
 わが国の出版界を歩いてきた出版人 布川角左衛門が克明に書いたこれまで見えなかった事実が、この「日記」によって見事によみがえった「日記物語」です。
  私も、「皺紙(しわがみ)」についての論考を寄稿させていただきました。
 
 「わが国の出版界は、長い歴史のなかで多くの苦難の道を歩いてきました。特に戦前戦後は、風雪に耐えながら様々な出来事がありました。本書は、このような時代に生きてきた一人の出版人、布川角左衛門が日々書き綴った日記68年間(1928・昭和3年〜1966・平成8年)をまとめたものです。この日記帳は第2次世界大戦で全てを焼失しましたが、その後、布川さんは、自分の職能や経験を生かすために、出版関係資料の収集とその出来事を公私にわたって手帳に書き続けました。その「日記」をひとつひとつ紐解いてみると、先人の教え、同時代の人々と優れた仕事を分かち合い、自ら切り開き、その仕事を形にしてきました。このことを考えると、布川さんの日本の出版界に果たした功績は大きなものがあります。。と同時にこの「日記」は心と心が通った「日記」の物語として、わが国の出版界の一断面を見事にまとめあげた「挿話」になりました。」(内容見本より)
 
 私も、「皺紙(しわがみ)」についての論考を寄稿させていただきました。
 
 『布川角左衛門日記物語』(ブックグローブ社、27,000円+税)
 A5正寸、上製本、丸背、糸かがり、2冊セット(約1,5000頁、貼り箱入り)