【見事な萩の花に思わず自転車をとめてしまいました!】…市内の植物探索(8)

【見事な萩の花に思わず自転車をとめてしまいました!】…市内の植物探索(8)
 南町2丁目を自転車で走っていたら、塀から飛び出すようにもごとなハギが咲いていたので、「おおお〜!」と感激し、撮影しました。私が今まで見たハギの中では一番見事なハギです。細く枝垂れる枝に小さな花をたくさん咲かせ、満開になると花の重みで枝がたわんでいるように見え、風にそよぐ姿は風情がありますね。子供の頃に、中秋の名月に月見団子にハギやススキをそえて供えましたが、東京ではなかなか見られなくなりましたね
 名前の語源は、地上部は一部を残して枯死し、古い株から毎年新しい芽を出すことから「はえぎ(生え芽)」となり、しだいに「はぎ」に変化した、とするものなど諸説があります。「萩」の字は「秋」に「草(草かんむり)」なのでまさに秋の花ですが、早いものは夏前から咲き出しています。でもやはり、秋の9月頃が見頃ですね。
  秋のお彼岸に供えるのは、秋を代表する花の「萩」にちなんで(または、表面のアズキの皮の部分が萩の花に似ていることから)、「萩餅」→「御萩餅」→「御萩(おはぎ)」と呼ばれるようになったそうです。
 花言葉は、思案、柔軟な精神。枝をしならせて俯くように咲くハギによく似合う花言葉です。
 
西東京市南町2丁目で2023.10.12に撮影した萩の花

 
西東京市西原町2丁目で2023.9.29に撮影

 
西東京市東伏見1丁目で2023.10.10に撮影

 
西東京市北原町1丁目で2023.10.10に撮影