【西東京の植物絵手紙(75)…西東京市保谷町でヤブカラシに出会った!】

西東京の植物絵手紙(75)…西東京市保谷町でヤブカラシに出会った!】
 除草剤も太刀打ちできないタチの悪い雑草とされていますが・・・。咲き始めの花は「オス」で4本の雄しべがあります。時間が経つとしだいに雄しべと花弁は脱落し、オレンジ(サーモンピンク?)色の雌花に変わります。これを「雌雄異熟」といいます。つまり、1つの花が男性から女性に変わってしまうんです! 
 このオレンジ色の花盤は密腺で、多量の蜜が含まれ、昆虫たちにおいしい蜜をプレゼントしています。虫の気分になって、小さな粒状の花のオレンジ色に色づいた所をつまんで舐めてみると、虫たちが群がるのを納得させられるほどの甘さを感じます。ぜひ、お試しを!
 
・絵手紙=「坊主頭のかわいい顔した嫌われ者」

 
 
西東京市泉町1丁目 で2023.7.29に撮影したヤブカラシ

 
 
西東京市中町1丁目 で2023.9.13に撮影。

 
 
西東京市南町3丁目 で2023.8.13に撮影。