【西東京の植物絵手紙(71)…西東京市泉町でリュウキュウアサガオに出会った!】

西東京の植物絵手紙(71)…西東京市泉町でリュウキュウアサガオに出会った!】
 朝顔一年草ですが、琉球朝顔は越冬する多年草で強健です。普通の朝顔は種まきから育てられますが、琉球朝顔は種が実りにくく、挿し木で数を増やすのが一般的です。熱帯や亜熱帯といった暖かい気候の地域が原産で、日本では沖縄県で多く生息していることから「琉球朝顔」の名がつきました。
 つるをよく伸ばして近くのものに絡みつくのが特徴で10数メートルも蔓を伸ばすこともあります。葉の大きさも普通の朝顔に比べて大きくハート型をしており、日差しを遮って省エネ効果も期待できるグリーンカーテンとして、ゴーヤと肩を並べる人気を誇っています。
 花はいくつかの花を房状につけ、朝は別名オーシャンブルーのように青や水色、昼は紫や赤紫、夕方は赤やピンクに変化する性質をもち、夕方まで咲き続けることから、ガーデニングとしても最も注目されています。
  朝顔は光が当たらない時間の長さを葉が感じとって花を咲かせる短日植物のため、夜にライトで明るく照らされている環境は苦手です。夏より秋にたくさん咲く傾向がみられるのは、夏至を過ぎて夜が長くなると花芽に必要な成分を作り出すためなのです。開花期間は長く、6月末頃に始まり、霜が降りる11月頃まで咲き続けます。
 花言葉は、「愛情の絆」「明日もさわやかに」という花言葉があり、前者はつるを伸ばしながら樹木にしっかりと絡みついて離れない様子からで、後者は花がしぼんでも翌日には次々に咲かせ、元気に育つ様子が所以です。
 
・絵手紙=「本当は昼間もずっと咲いているヒルガオなんです」リュウキュウアサガオ

 
 
西東京市泉町3丁目 で2023.8.10に撮影したリュウキュウアサガオ

 
 
西東京市保谷町5丁目 で2023.7.23に撮影。

 
 
西東京市柳沢 丁目 で2023.8.27に撮影。