馬酔木の花は、ドウダンツツジのような釣り鐘型の花を茎に連なり、枝から吊り下がって咲きます。市内でもあちこちにその可愛らしい姿をよく見かけることができます。中でも、マキりんさんに教えてもらった、富士町5丁目のピンクの花の馬酔木は樹高も高く威風堂々として、市内の馬酔木の女王様と呼ぶにふさわしい。芝久保2丁目のみたけ分社通り沿いで見た馬酔木も、樹高2.5mくらいはあり、私が見た中では巨木にはいる立派な馬酔木でした。
アセビの葉や茎には、有毒成分アセトポキシンが含まれているため、馬が食べると毒にあたって酔ったようにふらふらと足がなえることから「足癈(あしじひ)」と呼ばれ、しだいに変化して「あしび」そして馬酔木「あせび」となったといわれています。
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