【西東京の植物絵手紙(58)…西東京市泉町でミニトマトに出会った!】

西東京の植物絵手紙(58)…西東京市泉町でミニトマトに出会った!】
 中南米の原産で、インカ帝国の時代には盛んに栽培されていたという「トマト」。インカ帝国の滅亡後、スペイン人がヨーロッパへと持ち帰り、日本には江戸時代のはじめにオランダ人によって伝えられました。現在「トマト」は世界中で食べられており、数ある野菜のなかでも世界第一位の生産量を誇ります。
 トマトは果実の大きさで分けられます。大玉は約150g、中玉は約50g、そしてミニトマトは10gくらいのもの。ルーツは同じですが、ミニトマトの方が原種に近いといわれています。大玉と比べるとビタミンCとβ―カロテンが高く、甘味と酸味が強く、使いやすいこともあって、今ではすっかり売れっ子野菜に仲間入りしています。最近では、濃い紫色の色素「アントシアニン」を多く含む青いトマトも開発され、注目を集めています。
 トマトが赤い秘密はリコピンという色素にあり、昼と夜の寒暖の差が大きいほど赤色の鮮やかさが増します。
  トマトは野菜か果物か?」とよく議論されますが、分類ではナス科の果菜。ナスやピーマン、ジャガイモなどと遠い親戚にあたります。フランスでは「愛のリンゴ」、イタリアとドイツでは「天国のリンゴ」と呼ばれています。
 
・絵手紙=「みんな支えあって生きている」(ミニトマト

 
 
西東京市保谷町5丁目 で2023.7.30に撮影したミニトマト

 
 
西東京市泉町1丁目で2023.7.30に撮影。

 
 
西東京市保谷町5丁目で2023.7.30に撮影。