シャクナゲ(石楠花)は
ツツジ科
ツツジ属のうち無鱗片
シャクナゲ節というグループに属する植物の総称です。
ツツジに非常に近い種類で、欧米では
ツツジと同じものとして大雑把に扱われていますが、日本では花が枝先に房状に咲くものを
シャクナゲと呼んで区別しています。花を一輪だけ取ってみると
ツツジと見分けるのが難しいくらいよく似ていますね。
漢字の「石南花」は中国産の別種だが、誤ってこれを用いて「しゃくなんげ」となり、しだいに「しゃくなげ」(石楠花)になったようです。
シャクナゲの
花言葉は「警戒」「危険」と怖い感じがします。その理由は、
シャクナゲの葉には有毒成分である「グラヤノトキシン(ロドトキシン)」が含まれているからです。「警戒」や「危険」といった
花言葉は、
シャクナゲの有毒成分への注意喚起の意味で付けられたのかも知れませんね。