【西東京の植物絵手紙(35)…西東京市泉町でシャクナゲの花を見つけた!】

西東京の植物絵手紙(35)…西東京市泉町でシャクナゲの花を見つけた!】
  シャクナゲ(石楠花)はツツジツツジ属のうち無鱗片シャクナゲ節というグループに属する植物の総称です。ツツジに非常に近い種類で、欧米ではツツジと同じものとして大雑把に扱われていますが、日本では花が枝先に房状に咲くものをシャクナゲと呼んで区別しています。花を一輪だけ取ってみるとツツジと見分けるのが難しいくらいよく似ていますね。
 漢字の「石南花」は中国産の別種だが、誤ってこれを用いて「しゃくなんげ」となり、しだいに「しゃくなげ」(石楠花)になったようです。
 シャクナゲ花言葉は「警戒」「危険」と怖い感じがします。その理由は、シャクナゲの葉には有毒成分である「グラヤノトキシン(ロドトキシン)」が含まれているからです。「警戒」や「危険」といった花言葉は、シャクナゲの有毒成分への注意喚起の意味で付けられたのかも知れませんね。
 ・絵手紙=「花はエレガントで美しいが葉は有毒」(シャクナゲ

 
西東京市保谷町5丁目に咲いていたシャクナゲの花。2023.4.11に撮影

 
 
西東京市保谷町3丁目にて2023.4.6に撮影。

 
 
西東京市緑町1丁目にて2022.4.12に撮影。

 

 

シャクナゲの花はピンクっぽいのがほとんどかと思っていましたが、こんな白っぽいのもあるんですね。