【西東京の植物絵手紙(30)…西東京市住吉町でホトケノザの花を見つけた!】

西東京の植物絵手紙(30)…西東京市住吉町でホトケノザの花を見つけた!】
 春になると、ホトケノザは紫色の可憐な花を咲かせるホトケノザは、市内でもいたるところに見ることができます。花の根元には微量の蜜がついているので蜜を吸うとほんのり甘い味がします。幼い頃に道ばたに生えているホトケノザの蜜を吸って、楽しんだ人も多いのでないでしょうか。
 ホトケノザは、半円形の葉が茎を取り囲んでつくようすが仏様の台座(蓮座)のように見えるというのが名前の由来です。また、葉が段状で階層的に付く様子から「三階草(サンガイグサ)」という別名で呼ばれています。
 「ホトケノザ」と言えば、春の七草に「セリ・ナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ」と、お馴染みですが、春の七草に含まれる「ホトケノザ」と今回紹介したホトケノザは同じ名前ですが、春の七草とは全く別の植物ですので、食用にはなりません。

絵手紙=「小さな仏様がいっぱい」(ホトケノザ

 

 

西東京市住吉町1丁目に咲いていたホトケノザの花。2023.2.26に撮影

 

 

西東京市西原町2丁目にて2023.2.26に撮影。

 

 

西東京市保谷町6丁目にて2022.3.22に撮影。

 

西東京市北原町2丁目で、白い花のホトケノザ発見か? と思いましたが、葉っぱの形が違うので、帰宅して調べたら、タツナミソウということがわかりました。仏の座にはよく似た花がたくさんあります。それを探すのも楽しいですね。

タツナミソウ