【西東京の植物絵手紙(25)…西東京市北原町でモクレンの花を見つけた!】

西東京の植物絵手紙(25)…西東京市北原町でモクレンの花を見つけた!】
 モクレンの花の多くは、私邸の庭に咲いているのを道路から眺めるのがほとんどのため、なかなか近くで手に取るように眺めるのは難しい。が、新青梅街道沿いにある遍立寺北側の小さな公園や、北原2丁目第1公園で間近に眺めるのを毎年楽しみにしている。
 モクレン木蓮)は早春に鮮やかな紫や濃いピンクの花を咲かせるモクレン科の落葉樹。花弁は6枚で長さは10センチほど。その基部には緑色をした小さな3枚の萼があり、多数の雄しべと雌しべがある。
「漢名は「玉蘭」あるいは「辛夷」だが、かつては「木蘭」と表記し、平安時代にはその音読みから、モクラニ(毛久良爾)あるいはモクランと呼んでいた。江戸時代に本種の栽培が広まると、花が蓮(はす)に似るとして、モクレンと呼ばれるようになった。」(庭木図鑑」より)ようだ。
 もともとは、平安時代後期(諸説あり)に、観賞のためではなく、漢方で「辛夷」(しんい)と呼ばれる蕾を、頭痛や鼻炎の薬とするために植えられたようです。
 
 ・絵手紙=「麗しく艶やかに」(モクレンの花)

絵手紙=「麗しく艶やかに」(モクレンの花)

 

西東京市北原町3丁目・遍立寺北側の公園に咲いていたモクレンの花。2023.4.9に撮影

 

 

西東京市保谷町5丁目にて2023.3.22に撮影。

 

西東京市住吉町で2020.4.16に撮影。

 

西原2丁目・新青梅街道沿いで2016.4.5に撮影。

 

北原町3丁目で2023.4.5に撮影。