【西東京の植物絵手紙(5)…谷戸町、フラワー通り(横山道)沿いの陽だまりにフユサンゴを見つけた!】

西東京の植物絵手紙(5)…谷戸町、フラワー通り(横山道)沿いの陽だまりにフユサンゴを見つけた!】
 西東京市谷戸町1丁目・フラワー通りを歩いていたら、道路脇の植え込みにサンゴのように真っ赤に熟したフユサンゴの実がたくさんなっているのを見つけた。時期的にはちょっと遅い実りですが、陽だまりの中にたくさん実をつけている様子は、みんなで笑顔で語り合っている風にも見えて、笑い声が聞こえてきそうな暖かさを感じました。
 属名の「ソラナム(Solanum)」はラテン語の「solamen(鎮静・安静)」という意で、この属には鎮痛作用を持つ植物がある。和名は、冬に鮮やかな美しい実が鈴なりにつく様子を珊瑚に見立てたことが由来で、「フユサンゴ冬珊瑚)」と呼ばれる。実の色の移り変わりがおもしろく、花を咲かせたあと緑色の実がなり、それが「緑 → 黄 → 橙」の順で色づく、ので別名七変化とも呼ばれている。
色鮮やかでかわいらしく、ミニトマトのようでもあり美味しそうにも見えますが、この実には毒があり、口にすると中毒を起こす。
 ・絵手紙=「幸福は一人では味わえない」(フユサンゴ

絵手紙「幸福は一人では味わえない」(フユサンゴ

 

・写真=西東京市谷戸町1丁目・陽だまりで語り合っているようなフユサンゴの赤い実。2023.1.6撮影