『非水百花譜』と同じモチーフを描く‼︎…その3

【『非水百花譜』と同じモチーフを描く‼︎…その3-16.6.6】
『非水百花譜』の中から3枚目となるひまわりをお手本にして描きました…となるはずでしたが『非水百花譜』にはひまわりがありませんでした。ということで今日は、ベスラー「ひまわり」(『アイヒシュテッド庭園植物誌』1613年)写真左を紹介します。


『非水百花譜』に選ばれている花は、どことなく質素で地味な花が多いように思います。カンナやダリア、君子蘭などのような豪華で華やかな花は好みではなかったのかもしれませんね。
 植物画初心者の私としては、大き花で花びらの数が少なく、葉も大きい方が描きやすいので、選ぶ花は必然的に芙蓉や紅葉葵やカンナ、モクレン、ホタルブクロなどを選んでしまいます。
 どうも、萩、アカツメグサ、百日紅さるすべり)、金木犀沈丁花など、小ぶりの花を好む杉浦非水の『非水百花譜』と同じ花を描くのは難しそうですね。