『水彩画で描く街角 東京慕情』を衝動買い

透明水彩絵具を使った水彩画は、浅井忠のようにさらっと仕上げるものと思っている人が多いのではないかと思うが、私は、影の部分はしっかり暗く、こってりと濃厚な水彩画が好きで、小林征治『水彩画で描く街角 東京慕情』(日貿出版社、2000年)を手に取った時に、「おっ、これだよね!」ってな感じで、つい衝動買いしてしまった。


かすれ具合といい、重ね具合といい、絶妙の塗り残しなどなど申し分なし。希望を言えばもう少し観たとおりではなく自分のフィルター色をもっと出していたら最高なんだが……。なんて生意気言ってしまったが、買った以上は私も描かなければね。