先日、「TERU」を解明できないサインとして紹介してから「てる」とつく名前がどうしても気になっている。昨日購入した「キンダーブック」(昭和14年)に柿原輝行をみつけもしかして、と色めき立った。サインは何種類も持っている画家が多いので同じサインではなくとも画風さえにていれば…。この時代に名前に「てる」とつく挿絵画家は他には見当たらないという状況証拠だけでの判断だが間違いないと思うのだが、うーん、まるで画風が違うか。


柿原輝行:画、「キンダーブック」(昭和14年



婦人画報」(昭和2年)に掲載されていた「TERU」のサインがある挿絵