戦前昭和のさし絵画家名収集が目標の500人まであと20人ほどのところまでたどり着いた。松野一夫や岡本一平のようにあまりサインを残さない画家もたくさんいて、作業が進まない一因となっている。そんな中、やはりサインを残さない一人だった恩地孝四郎のサイン付きさし絵を見つけた。



恩地孝四郎:画、「家庭」昭和8年


例えはよくないが、結婚して10年も子供ができなかった知人が一人生まれたら次々に出産したのと同じように、恩地孝四郎のサイン付きさし絵も次々に見つかる。



恩地孝四郎:画、「家庭」昭和8年


これも恩地孝四郎のサイン付きさし絵だ。絵の様式が違っているだけではなくサインも皆違っているのが面白い。



恩地孝四郎:画、「家庭」昭和8年