堂昌一の告別式に行ってきた。ご冥福をお祈り申し上げます。その後、神保町で仕事の打ち合わせをしてから、当然古書店巡りをした。今日の収穫は、堂昌一:画「裏窓」(久保書店、昭和35年1月号)など官能、SM系の雑誌。



堂昌一:画「裏窓」(久保書店昭和35年1月号)
最近では殆ど見なくなったが、かつてはこの表紙のように表1から表4(裏表紙)にまで挿絵が続いていた。表4にバーコードが付けられるようになった頃からは、急激に雑誌の表4は広告のスペースに取って代わられてしまった。出版不況の一因とまではいわないが、こうしたことが積もり積もって本をつまらないものに作り上げてきたのではないだろうか。
 人物画は、家族や自分の顔に似ていることが多いというが、この表紙の顔は、今日告別式で拝見したご家族にそっくりだ。