前半の挿絵は本文を説明するだけで、挿絵としての魅力には欠けるが、後半に近づく従って登場人物の表情が豊かになり、画面の構成にも動きが出て迫力が増しているのが分かり、この一冊を見るだけでも伊勢田が1点ごとに魅力的な挿絵について追求し続けていることを読みとることが出来る。挿絵だけでも読者を惹きつけることが出来る挿絵に手応えをすでにこの仕事で感じているかのようでもある。
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)
伊勢田邦彦:画、江戸川乱歩『怪人二十面相』(『江戸川乱歩全集1』光文社、昭和22年11月)