落款の解読はできたが、なんでこうなるの? といった一昔前のギャグのような疑問が残る。


その落款とは、これです。


(*ここまできて急に写真の更新ができなくなってしまいました。すぐにはてなフォトライフの自動引き落とし手続きをしましたが、1日経過した今日もまだ使用できない。ご来訪のブロガーの皆さまにはご迷惑をおかけいたしております。)
やっと写真をアップできるようになりました。今度は1GBまで大丈夫ですので、思いっきりどんどん挿繪をアップします。



さて、これが『小学生全集』第36巻(文藝春秋社/興文社、昭和2年)に掲載されていた解読難解な落款です。



この十字架のようなマークは何を意味しているのだろうか?どこから手を付けてよいのやら、点も足も出ませんでした。ところがどっこいスキャンを続けていくうちに『小学生全集』第47巻(昭和3年)に下記のようなサインを見つけました。




「TATSUO」という名前であることが判明した。十字架に見えた部分はアルファベットの「T」だったようです。「TATSUO」は『小学生全集』第47巻にもう一つ下記のような挿絵があり、小見辰男である事が判った。しかし、「T」にからんでいる「S」のように見えるの記号は、なんなんだろうか?