いろいろな水彩紙を試しています。


最近は、水彩画を描く時には、同時に2枚描くことにしています。乾くのを待ちきれずに生乾きのうちについつい書き込みすぎて色が汚れてしまうのを防ぐためです。少し描いたら、別の絵に移動します。でも2枚とも調子や色使いが似てしまいます。


そして、これまでは筆1本で描いていましたが、今日から一度紙の上に置いた絵の具を吸いとったり、水を加えてにじませるために、2本の筆を使うようになりました。ちょっとずつ進歩してるのかな?


昨日は世界堂で色々な水彩紙を購入して来ました。竹尾洋紙店で開催されている「167人の装丁展」のオープニングパーティで、イラストレータの渡辺博之さんからいろいろな技法の話をうかがい、「紙は自分の描き方に合うのを見つけるためにいろいろな紙をためしたほうがいい」とのアドバイスを受けての、早速の紙のテストです。


購入したのは、
・ハーネミューレ水彩紙
・アルシュ水彩紙
・コットマン水彩紙
アルビレオン水彩紙
シリウス水彩紙
などです。


1枚目の水彩画は、昔よく買った記憶があり、いまだに駄菓子屋や100円ショップで販売されているのを見てつい購入してしまったサイコロキャラメル。たしか4箱か5箱がセットになって105円でした。一つの箱には2つのキャラメルが入って、一粒たべて見ましたが、懐かしい味とともに、懐かしい風景がよみがえってきました。



もう1枚の水彩画「あせ知らず」は、太平洋戦争前後ころのものではないかとおもわれます。中野のブロードウェイのアンティークショップで購入してきました。パッケージにも時代を感じますが、白い粉が、紙の袋に入っているところが、なんともレトロですね。