「つくる会」だより第7回、2007.10.30 綱で何を引かせればよいのか、それが悩みの種でした


綱引きのイメージだけがあって、とりあえず3人の人形を作ったのだが、それだけでは何となく物足りない。かといって反対側に敵チームを作ってもなぁ。

それではと、「多勢に無勢」というテーマで三人対一人のでやってみようと思ったが、そんな綱引きありえない! 一人の方を大きくしてみては? それでは当たり前だし、でこれも却下。


では、一人痴夢?の後ろで犬が綱をくわえてくれているのはどうか、コミカルでねいいカモね、この案には大分惹かれていた。しかし、これでもまだ何かが弱い。


どうしようもなくなりしばらくほっておいたら、突如、星ではどうだろうか、という案が降って湧いてきた。
星かぁ。「ハート」の時のイメージにつながる何かがありそう。星をひっぱる案……さんせ〜い。コンピュータで、星の大きさを算出して、星の設計図を作る。台座も今までの切り株のようなものでははみ出してしまうし……。



そんな折り、狭いわが家にオブジェの置き場所がなくなってきたので、棚を作ることになり、DOITへ木材を買いにいった。その時に、この棚の木材を使えないだろうかと思い、余分に木材を購入してきた。木目のきれいなところを切り出してみると案外うまくいった。3人の足並みがそろっているところがタカラジェンヌ風というか、日劇ミュージック・ラインダンス風というかかっこいいでしょ。
7月ころからつくり始めて、これで30体が完成したことになる。


朝日が窓から入って来るのを待って撮影したため、窓枠の影が入ってしまったが、本番ではちゃんと撮影します。