大同出版の『応用図案文字集』が届いた

・辻克己『応用図案文字集』(大同出版、昭和33年8月20日重版)





表紙に「見当ずれ」といって色がずれているのが見受けられるが、この頃の印刷物には普通にあったものだ。最近はこんなことは皆無なので、どこか懐かしい感じがした。


(*途中で、出かけなければならなくなって仕舞い失礼いたしました。昨夜は1時に帰宅。今朝は7時起きして、朝食までの朝飯前に水彩画を描きました。)



さて、この大同出版の『応用図案文字集』は、やはり前作同様に新しい情報を一部加えて、かつて発行された本を解体して、同じネタを貼り直し、装丁を変えて発行したもののようだ。増補改訂版として発行するならまだしも、同じような内容の本を3度も4度も手を変え品を替えて発行するのはいかがなもんでしょうね。


櫻井均を初め櫻井書店の話を書かれたご子息もご令嬢も、あまり大同出版の話しに触れていないのは、辻克己の本だけのことではなく、他の出版物にも今回と似たようなこの辺の事情があったのではないかと思われる。




■「つくる会」だより第7回、2007.11.1 水彩画には朝日が差し込み、オブジェの力士達は起き上がり腕を組む



●水彩画6枚目が完成
昨夜は帰宅が1時頃でしたので作業があまり進みませんでした。水彩画は早起きして二日酔いの目をこすりながらもなんとか完成させました。完成した頃に、窓から朝日が差し込んできました。まぶしい〜ですう!!


今回のコーヒー缶は、ちょっと難しかったようです。立体感を出そうとすると、なんか水彩画の基礎教室の絵のようになってしまうし、平面的に色だけで処理してしまうと折角の立体の迫力がなくなるし、などと、押し問答しながらの制作でした。でも完成してしまえば「そんなの関係ない!」



●木片オブジェ「オシクラマンジュウ」の力士?たちが起き上がって腕を組んだ
オブジェ「オシクラマンジュウ」は二人ずつ組み合わせて腕の組み合わせの状態と肩の高さなどを調整して、途中までは二人組で組立ようかと思っています。写真は輪ゴムで仮に止めてみたところです。


それを番線という太い針金で作った「土俵兼日だまりをイメージする太陽」のなかに入れながら、6人を一つの塊に組み上げようと思っています。とりあえず二人ずつ組んだ状態でもたちあがったままでころばないので、なんとかここまではうまくいっているようです。6人合わせたときにみんな、うまく腕を組んで足が地面に着くように仕上がるかどうかが不安です。



「豆力士たち」と書こうとしてふと戸惑った。性別も年齢も全く考えていなかったので、どことなくIKKOや假屋崎やカバちゃんたちがオシクラマンジュウしているかのように見えてきてしまった。