私が所蔵しているのは、恩地孝四郎装丁、服部龍太郎『新レコードの選び方と聴き方』(アルス、昭和8年1月初版、昭和8年3月6版)

見出しのように「新」がついた『新レコードの選び方と聴き方」で、それよりも古いのがあるとは知りませんでした。掲載写真のように函は恩地の昭和初期の頃に得意とした、●印や幾何学形態、描き文字などがふんだんに使われていて、恩地の作品であることが一目で分る。この装丁とアンディさんの所蔵している本では、デザインが全く違うようですね。2冊とも「恩地孝四郎装幀作品書目」(阿部出版)には記載がないのでまたも、新たな2行を加えることが出来た。。