あの玄文社か?

長谷川巳之吉が「自分が好きな文学や詩だけを創りたい」と第一書房を設立し、する前に勤めていたのが、たしか、玄文社という出版社だったのではないかと思う。そうだとしても、第一書房が第一冊目の松岡譲「法城を護る人々」を発行するのが昭和12年6月なので、この本は長谷川がやめてから出版された本ではある。
 
写真は左が、玄文社版、右が改造社版。