2007-05-16から1日間の記事一覧

高橋忠弥の装丁書誌リスト2

・森荘巳池『生と死と』(玄文社、1946(昭和21)年) ・武田麟太郎『風速五十米』(民友社、1946(昭和21)年) ・都築益世『ふしぎないえ』(河出書房、1948[昭和23]年)……装丁+挿絵 ◎椎名麟三「永遠なる序章」(河出書房、1948[昭和23]年) ●1949年 …

戦後の高橋忠弥の創作活動は、昭和24年〈37歳)独立美術協会会員となり、40年〈53歳)に渡仏するまでの16年間が一つの区切り

装丁を始めて間もない頃に、昭和15年芥川賞候補作になった森荘巳池『店頭(みせさき)』と出会い、装丁を任せてもらうことができたのは、装丁家としての忠弥にとって大いにラッキーな出会いであったといえる。 しかし、その同じ著者・森荘巳池が昭和18年『蛾…