『漱石新聞小説復刻全集』のお詫び

ある書誌学者から「以前、ウエッブ http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20120120
で不備をご指摘頂きました。高額なものをお買い求め頂きながら、大貫様のような方に買って頂くとは想定しない本造りでしたので、これまで申し訳ない氣持で一杯でしたが、どうすることもできませんでした。
そこで、朝日新聞が、『こゝろ』に続いて、『三四郎』を10月1日から連載するというので、せめてものチャンスと考へ、「朝日」へ、今朝方、2回、以下のようなメールをいたしました。ここでなんとかなればいいとの思いです。間に合わないかもしれませんが、大貫さんへせめて私のお詫びの氣持を伝えたいと存じます。……」というような書き出しの100行以上に及ぶ長文のメールをいただいた。
 かつて私が『漱石新聞小説復刻全集』を購入したときに、その本造りについて不満をブログに書きつづったものへの返事で、こんなに長い間、監修者のこころをいためていたとは、いまさらながら申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも10月1日、どうなるかちょっと楽しみでもあります。