長谷川潔が愛したモチーフ・ジャンボタンポポ

絵本作家の尾崎曜子さんから宅配便でジャイアンタンポポ(ragopogon)の綿毛が送られてきています、との連絡が事務所から入った。昨日は自宅で作業をしていたが、夕方6時に慌てて事務所に向かった。事務所に着くと10本ほどのジャイアンタンポポがポットに生けられ5本ほどが見事に開いていた。



会いたくて逢いたくてたまらなかったこの綿毛にやっと会えた、感激〜です。尾崎さんありがとう、チャンと生けてから帰宅してくれた伊藤君ありがとう。
 綿毛の大きさは、野球のボールか、林檎ほどの大きさ、普通のタンポポの綿毛より密度がなく大味な感じだ。
 尾崎さんからの手紙には、ジャイアンタンポポの綿毛は長谷川潔が好んで描いたモチーフだったということで、丁寧に長谷川潔のドライポイント「花束」1926年(右下)のコピーも同封してくれた。



う〜んこれが長谷川潔が愛したモチーフか。昨夜はちょっとは長谷川潔の気持ちにちょっとだけふれることができたたような馥郁とした充実した感じを味わうことが出来た!