【西東京の植物絵手紙(76)…西東京市保谷町でキバナコスモスに出会った!】

西東京の植物絵手紙(76)…西東京市保谷町でキバナコスモスに出会った!】
「秋の花といえば?」と聞かれるとコスモスをイメージする方も多いのではないでしょうか。そんなコスモスの中でも、オレンジ色や黄色のコスモスも見かけるようになりましたよね。これがキバナコスモスです。
キバナコスモスはコスモスの仲間ですが、一般的なコスモスとは葉の形状や花色などの見た目がかなり違います。花の開花もコスモスより早い6月頃から始まります。もともとの色は花の名前に使われている黄色でしたが、現在は赤やオレンジなどがあり、草丈は高性から矮性まであります。
園芸品種には半八重咲きになるものや矮性のものもあります。
学名「コスモス・スルフレウス」の「スルフレウス」は「硫黄色」の意味でこれも花色に由来すると思われます。
 日本に来たのは大正時代ですが普及したのは1960年代後半で、今までにない赤色の品種’サンセット'が日本で作出されて以降、急速に普及しました。
コスモスより標高の低い地域に自生する植物のため、暑さに強いのが特徴です。よく分枝し横に広がるように大株になり、真夏でも休むことなくたくさんの花が開花します。
キバナコスモスの花言葉は、「野性的な美しさ」「野性美」「幼い恋心」の3つです。繊細な印象のコスモスに対して、キバナコスモスは生育が旺盛で暑さに強く、野性的なイメージがあります。また、色鮮やかで見た目が愛らしく、開花期が長いことも花言葉の由来と考えられます。
 
・絵手紙=「花言葉の“野生的な美しさ”はその野生的な雰囲気に由来する」

西東京市緑町3丁目 で2023.10.9に撮影したキバナコスモスとチョウ

 
西東京市保谷6町1丁目 で2023.9.1に撮影。

 
西東京市住吉町6丁目 で2023.10.9に撮影。

 

 

西東京市北原町2丁目 で2023.10.9に撮影。