アカツメクサ(ムラサキツメクサ)は、シロツメクサにそっくりだが、色がピンク色で、葉っぱのすぐ上に花が咲き、葉もややとがっている(白詰草の葉は丸い)ことから区別できます。三つ葉をしていてV字型の白い斑紋があり、アカツメクサの方が草丈がかなり高くなり葉も一回り大きいです。明治の初めにヨーロッパから牧草として持ち込まれたものが野生化し、今では西東京市市内でもあちこちに蔓延しています。
名前の由来は、シロツメクサは江戸時代末期にオランダから輸入されたガラス器がわれないようにツメクサを乾燥させたものを敷き詰めてた詰め物として渡来し、花が白いので白詰草といわれました。 それに対して明治以降に寒地型牧草として北海道を中心に導入されたムラサキツメクサは姿形が似て花の色だけが違ったので紫詰草(赤詰草)といわれました。