ネット注文した『名作挿画全集』第3巻+付録「さしゑ」第3巻がやっと届いた。『名作挿画全集』第3巻には、志村立美:画「丹下左膳」をはじめ、担当編集者・古河三樹松に「もうあ​んな奴に頼むのよそうじゃないか」といわせた「遅筆」の富田千秋​も「良人ある人」を寄せている。ほかには、小林秀恒:画「貞操問答」、吉田貫三郎:画「花嫁学校」、田中良:画「第二の接吻」、池部均:画「地蔵経由来」、名取春仙:画「雪の渡り鳥」、鈴木朱雀:画「三万両五十三次」「日本合戦譚」が掲載されている。



付録「さしゑ」第3巻


付録「さしゑ」第3巻は、11人の挿絵画家たち​が寄稿している44頁の冊子だ。この本の購入の目的でもある「日本挿画院」の文字を​これ等の文章の中に見つけることができるのか?
鏑木清方月岡芳年先生を憶ふ」
太田三郎「挿絵襍話」
・名取春仙「私の純文熱挿絵時代回顧」
・宮川曼魚「春仙礼讃記」
池部均「制限内で描く挿絵」
・斉藤五百枝「挿絵漫語」
・鈴木朱雀「ちぎれ語二三」
・田中良「挿絵の仕事」
・富田千秋「百科事典にあらず」
小林秀恒「僕の机の上」
・吉田貫三郎「最近の僕」
月岡芳年の絵の特色
が掲載されている。これ等の文章は何れ公開していこうと思っている。