「本の手帳」への寄稿家でもあるかわじもとたかさんから最近上梓された『序文検索』(杉並けやき出版、2010.10、4,200円)を贈られた。かわじさんの4冊目となる著書で、序文執筆者名と執筆した書物一覧とでもいうべき内容。前回出版された『装丁家で探す本』は大変興味深く大いに利用させてもらったので、今回も楽しみにしている。



かわじもとたか『序文検索』(杉並けやき出版、2010.10、4,200円)


丸三年間、毎日毎日パソコンと古書目録に向かい検索し、入力する日々の結晶だという。収録した本は、12000冊以上、序文家は1600人以上にのぼるという。日本近代文学館に1年9ヶ月通い著作者カード1000箱を見きったという執念の作品であり、自信あふれる書物となったようだ。