大同出版『碁の打ち方』

先週は、日本の古本屋に大同出版の本を4冊注文したが全部「店頭で売りきれていました』ということで、全く本が手に入りませんでした。今日になってやっと、
・和田実『碁の打ち方』(大同出版、昭和29年初版)
が届いた。



重版であって欲しかったが、カタログ販売で重版を探すのは難しい。あまり安くて値がつけられないのだろう。『是丈は心得おくべし』等も古書市では200円とかでよく見かけることがあったが、いざ欲しいときには古書市にもないんだよね。


国会図書館の綜合目録ネットワークシステムで検索すると、同じ本が1949(昭和24年)にも発行されている。初版だと思っていたが、初版ではないようだ。


これは実用本版元が今でもよくやっている手法で、同業他社に売れている本の企画がバレないようにするために、増刷を記さないようにしているが、大同出版のもそれではないかと思う。


古書店さんが、奥付に第○○版などと書いていないので、初版として販売しているのも、実用本に関する限りは一応疑ってかかる必要がある。初版だと思って高く売りつけられてはたまらないですからね。




■「つくる会」だより第4回、2007.10.23

今日のオブジェはみんなだらけている。でき上がってもそんな感じだと思う。今回は6〜7人が登場するので、3日間でもここまでしか作業が進んでいない。



こんなに沢山、一つのの台座に乗せることができるんだろうか。ロダンカレーの市民のようにごちゃごちゃと一杯登場させようと思っている。


手の平サイズのハンドドリルのおかげで、釘を打ち込むのが困難な作業ではなくなり、人形をどんどん製作できるようになり、今回のような大人数での登場も可能になった。