2007-07-01から1日間の記事一覧

百穂の装丁に関する資料漁り

百穂の自著『歌集 寒竹』(古今書院、昭和2年)は歌集なので装丁の話などはなくて当然かも知れないが、「巻末記」に、わずかに美術や装丁にふれている箇所を見つけた。 「明治三十二年の春に、東京美術学校選科を卒業して羽後角館の郷里に歸った。……三十四年…

日本画家・平福百穂の装丁……5

架蔵書の平福百穂装丁本は結局41冊だった。かわじもとたか『装丁家で探す本─古書目録に見た装丁家たち』(杉並けやき出版、2007年6月)で平福百穂を検索して見ると73点記載されている。まだまだ古書市へ通わなければならないようです。