鈴木御水:画(『出版美術家連盟1955年鑑』昭和30年)
明治31(1898)-昭和57(1982)。秋田県出身。陸軍所沢飛行学校卒。本名は一郎。日本画の塚原霊山や伊東深水に師事。作品に「密林の王者」「海洋冒険物語」の挿絵,絵本「万次郎漂流記」など。昭和2年(1927)、雑誌『キング』に航空小説の挿絵を書く。昭和4年、『少年倶楽部』に挿絵を描き始める。密林ものも多く描いており、納富準一「巨象追撃」、吉井信照「虎と虎の戦緋を見る」、南洋一郎(池田宣政)「巨象”森の王”と闘う」や「密林の王者」などの挿絵を描いた。戦後の南の「バルーバの冒険」シリーズは特に人気を得た。
竹内つなよし:画(『出版美術家連盟1955年鑑』昭和30年)
(1922年2月26日-1987年4月17日)本名、武内 綱義。神奈川県横浜市出身。福井英一が第一回のみ描いて急逝してしまった『赤胴鈴之助』を描き継いで大ヒット作品に育て上げた。『少年ジェット』はテレビドラマ化されて文字通り一世を風靡した。