下高原健二(しもたかはら けんじ、1914〜1992)代表作に「坂の上の雲」の挿絵のほか、渡辺淳一の『愛のごとく』、『まひる野』、今東光の『明日また』、大岡昇平の『天誅組』の挿絵などがある。

 
坂上の雲」は産経新聞(夕刊)」に1968(昭和43)年4月22日 〜1972(昭和47)年8月4日にかけて、4年半にわたり計1296回連載された。構想期間も含めると10年間に及び、司馬遼太郎は40代のほぼすべてを費やしたという。この小説は1999(平成11)年から 2000(平成12)年6月30日にかけて、「産経新聞(朝刊)」に再掲載され、下高原健二の挿絵も掲載されている。『挿絵で読む「坂の上の雲」をゆく』(産経新聞社、平成12年)は下高原健二の挿絵がたくさん掲載されているので、早速、WEBで購入。


『挿絵で読む「坂の上の雲」をゆく』(産経新聞社、平成12年)


下高原健二:画、司馬遼太郎坂上の雲」(昭和43〜47年)



下高原健二:画、司馬遼太郎坂上の雲」(昭和43〜47年)

先ほど神保町に出掛けたついでに、古書市で古雑誌を仕入れてきた。その中に下高原健二:画、竹田敏彦「地に満つる愛」(「家の光」昭和34年)を見つけた。



下高原健二:画、竹田敏彦「地に満つる愛」(「家の光」昭和34年)