岩田専太郎や高畠華宵、手塚治虫、名取春仙、山口将吉郎、山川惣治、茂田井武、梁川剛一、齊藤五百枝、小松崎茂、志村立美などなどそうそうたる面々が登場するが、このような知名度が高く、画集や自伝、エッセイ集などの著作物がある場合は、略歴を作るのも比較的簡単だが、「印刷物として残っているのは作品の挿絵しかない」という場合は追いかけるのは困難が予想される。現役の挿絵画家の皆さ〜ん! どこかに略歴や代表作、デビュー作などを印刷物として残しておいてくださいね。
おまけに、資料集めをしていると、ついついよけいな資料を集めてしまう。今回も執筆とは関係ない雑誌を購入してしまった。それにしても、昔の挿絵は艶っぽい女性を見事に描いているもんだ。最近はそんな女性がすくなくなってきてしまったのも艶っぽい挿画がなくなってきてしまった一因かも。
大槻月皎:画、「東日マガジン」(昭和6年8月)
広瀬貫川:画、「東日マガジン」(昭和6年5月)
私は不勉強で、挿絵画家のことはあまりよく知らず、昨夜は下高原健二さんを調べていた。ちょうど星恵美子さんから電話があり、「高原健二さんもいいよね」などといっていた。知っているなら、もっと詳しい話をかいてよ! といいたい。が、「いざ、何か書くとなると、いいよね、以外に何にも出てこなくて……」と、まったく。