関野準一郎:画、瀬田貞二:再話『うしかたとやまうば』(福音館書店、1972年)が届いた。



関野準一郎:画、瀬田貞二:再話『うしかたとやまうば』(福音館書店、1972年)表紙



関野準一郎:画、瀬田貞二:再話『うしかたとやまうば』(福音館書店、1972年)


原画を見ないと断言は出来ないが、木版画に手彩色を施したように見える。
話は、牛方の少年が積み荷のサバと牛を山姥に食われてしまい、しかえしをする。最後に山姥を「からと」に誘い込み、お湯を注いで、山姥を殺し、山姥が残した財宝で長者になるという、教訓にしては残虐な話だ。