今日も一人、どうしても解読できない落款があった。これ分るかな?

解読困難な落款は「面白絵本」(「小学生全集」86巻、昭和4年)に掲載されていた挿繪についていたもので、この本の目次には表紙/武井武雄、口繪/海野精光、挿繪/岡田なみじ、川上千里、武井武雄、海野精光、江森盛八郎、道岡敏、宮崎ミサヲ、杉雄二、太田勝二、志田喜明、の延べ13名のさし絵家名がまとめて記されている。


頭から8人目まではすでに落款が解読されており、初めてであった上にあまり知られていないのは、宮崎ミサヲ、杉雄二、太田勝二、志田喜明の4人だろう。でも宮崎と杉の落款は下記のように見つける事ができた。







残る太田勝二、志田喜明が候補であるところまでは絞り込む事ができ、この二人のうちのどちらかなのだろうが、この落款が文字なの何かの記号なのかさえも判断できず、決め手がない。1点だけでは勘違いも生ずるでしょうから、もう2点別の挿繪&落款もアップしておきます。解読できたら教えてくださ〜い。









絵のタッチは、どことなく昔のぬりえの絵のような感じがしますね。