夢二の初期絵から落款を拾い出してみた


あの前衛的抒情画といわれる夢二のイメージはまだどこにも見られないが、これは夢二の初期の頃のさし絵だ。金槌のような飾りは左翼的なシンボルで、思想性を表わそうとしていたのだろうか。




左:M40年日刊平民新聞31、右:M40年日刊平民新聞36





左:M40年東京社会新聞31、右:M41年東京社会新聞7
「幽冥路」で夢二と読ませていた時期があったんだ。





左:M40年日刊平民新聞63、右:不明
右のサインだけでは山と川のサインにみえないでもなく、なんと書いてあるのかは分らないと思うが、こうして並べると、はっきりと解読ができるようになる。