木片オブジェ作りにはまってしまい、装丁探索がちょっと疎かになってしまいました。




これが、今朝完成したオブジェです。アールデコ風なところが見せ所です。スケッチは、真夜中に目が覚めて描いたもので、その後、頭が冴えてしまい朝4時ころまで制作してしまいました。


7月ころから、夕食後も、寝床についても、朝起きても、休日も、という感じで、余暇のほとんどを木片オブジェ作り一色に染めてきました。7月ころに始まってこれまでに30個くらい作ってきましたが30体くらいつくって、やっと自分なりに気に入ったものができ始めました。


小学生のころから、コケシを作ったり、柔らかな岩を削ったりして民芸品の熊や筑波のガマガエル等を作ったり、山から粘土を採取してきてレリーフを作り、たき火でやいたりと、立体を作るのが好きでした。彫刻とはなんなのかも知らずに、向こう見ずにも美大の最初の受験は彫刻科でした。あえなく失敗して、今はブックデザインをやっていますが、幼い頃に抱いた立体物への憧憬を40〜50年経った今、少しずつ手元へのたぐり寄せてきているような気がします。