高橋忠弥もこれらの偉大な装丁家たちの仲間入りをさせてもいいのではないか

そんな風に思いまして、今回、ここに高橋忠弥追加を認定し、
「書き文字装丁家六人衆」と改名し襲名いたします。今後は、書き文字装丁といえばこの六人衆ということで売り込んでいきたいと思っています。




こうして並べてみても決して見劣りしないし、文字が絵になっているということでは最高だと思うんですが、どうでしょうか? われながらこの六人衆の選択は結構いいのでは、と自己満足です。『女の匂いのする兵隊』などどうよ、このナヨッとした色気。古書市で見つけたときは武者震いして鳥肌が立った。こんな装丁は今からは絶対出来ない。『加納大尉の妻』も文字までが妖艶で花瓶を夫人に見立て女性を描かずとも、女性を描ききっている。


他にもこんな装丁家がいるので加えて欲しい、という提案がありましたら教えてください。六人衆といわず、七人、八人と増やしていきたいと思います。