【101冊の挿絵のある本（61）…「赤い鳥の本」13巻+叢書2巻から、清水良雄が描いた、江口渙『木の葉の小判』、長田秀雄『鳥追船』、小川未明『小さな草と太陽』 、それぞれの挿絵、表紙及び口絵を紹介！】

 

 101冊の挿絵のある本（61）…「赤い鳥の本」13巻+叢書2巻から、清水良雄が描いた、10.江口渙『木の葉の小判』の挿絵4点、11.長田秀雄『鳥追船』の挿絵4点、12.小川未明『小さな草と太陽』の挿絵4点と、それぞれの表紙及び口絵を紹介します。

『赤い鳥の本』は『赤い鳥』誌上に発表された優れた童話、童謡、児童戯曲などをまとめ、単行本として刊行した物です。
『赤い鳥の本』は、大正9年に刊行された鈴木三重吉『古事記物語』から、12年の関東大震災までに13冊が刊行されました。関東大震災後、『赤い鳥の本』は『赤い鳥叢書』と改称し、装丁も新たに復刊しましたが、久保田万太郎『おもちゃの裁判』、豊島與志雄『夢の卵』など復刊を含め5冊が刊行されたところでこのシリーズは全15冊で終わりました。

清水良雄：画、小川未明『小さな草と太陽』表紙（赤い鳥社、大正11年）

2.清水良雄：画「薬缶熊（？）」（江口渙『木の葉の小判』口絵、『赤い鳥の本』第十冊』大正11年1月）

清水良雄：画「お猿の仇討ち」挿絵（江口渙『木の葉の小判』『赤い鳥の本』第十冊』大正11年1月）

清水良雄：画「やさしい噺」挿絵（江口渙『木の葉の小判』『赤い鳥の本』第十冊』大正11年1月）

水良雄：画「水の底」挿絵（江口渙『木の葉の小判』『赤い鳥の本』第十冊』大正11年1月）

清水良雄：画「蜂と山賊」挿絵（江口渙『木の葉の小判』『赤い鳥の本』第十冊』大正11年1月）

清水良雄：画、長田秀雄『鳥追船』表紙（『赤い鳥の本』第11冊、大正11年8月）

清水良雄：画「瓜姫様（？）」（長田秀雄『鳥追船』口絵、『赤い鳥の本』第11冊、大正11年8月）

清水良雄：画、長田秀雄「柱時計」挿絵（永田秀夫『鳥追船』、『赤い鳥の本』第11冊、大正11年8月）

清水良雄：画、長田秀雄「厨子王と安寿姫」挿絵（永田秀夫『鳥追船』、『赤い鳥の本』第11冊、対象11年8月）

清水良雄：画、「阿闍世王」、長田秀雄「阿闍世王」挿絵（『赤い鳥の本』第11冊、大正11年8月）

清水良雄：画、長田秀雄「幽霊機関車」挿絵（永田秀雄『鳥追船』、『赤い鳥の本』第11冊、対象11年8月）

清水良雄：画、小川未明『小さな草と太陽』表紙（『赤い鳥の本』赤い鳥社、大正11年）

清水良雄：画、小川未明『小さな草と太陽』口絵（『赤い鳥の本』、赤い鳥社、大正11年）

清水良雄：画、小川未明「木と鳥になった姉妹」（『小さな草と太陽』（赤い鳥社、大正11年）

清水良雄：画、小川未明「酔っ払い星」（小川未明『小さな草と太陽』、『赤い鳥の本』（赤い鳥社、大正11年）

清水良雄：画、小川未明「白菫と椎木」（小川未明『小さな草と太陽』、『赤い鳥の本』（赤い鳥社、大正11年）

清水良雄：画、小川未明「自分の造った笛」（小川未明『小さな草と太陽』、『赤い鳥の本』第12冊（赤い鳥社、大正11年）