【101冊の挿絵のある本(60)…「赤い鳥の本」13巻+叢書2巻から、清水良雄が描いた、宇野浩二『帰れる子』、楠山正雄『苺の国』、鈴木三重吉『救護隊』、それぞれの挿絵、表紙及び口絵を紹介!】
101冊の挿絵のある本(60)…「赤い鳥の本」13巻+叢書2巻から、清水良雄が描いた、7.宇野浩二『帰れる子』の挿絵4点、8.楠山正雄『苺の国』の挿絵4点、9.鈴木三重吉『救護隊』の挿絵4点と、それぞれの表紙及び口絵を紹介します。
『赤い鳥の本』は『赤い鳥』誌上に発表された優れた童話、童謡、児童戯曲などをまとめ、単行本として刊行した物です。
『赤い鳥の本』は、大正9年に刊行された鈴木三重吉『古事記物語』から、12年の関東大震災までに13冊が刊行されました。関東大震災後、『赤い鳥の本』は『赤い鳥叢書』と改称し、装丁も新たに復刊しましたが、久保田万太郎『おもちゃの裁判』、豊島與志雄『夢の卵』など復刊を含め5冊が刊行されたところでこのシリーズは全15冊で終わりました。

















