階段上ったら頭にゴッツ〜ン、地獄への階段か〜ッ!

西東京市珍名所☞この階段登ってどこへ?】 
東伏見公園脇の階段、登っても公園には入れない?



階段上ったら頭にゴッツ〜ン、いたたッ、こぶ! てなことになりそうな、地獄への階段か〜ッ!危ないったらありゃしない。




西武柳沢駅近くのビルのこの階段、下りてみたがまた登るだけ? こんな階段、意味ないじゃん!もしかして、ミニコンサートのステージ?



階段登ったが玄関はどこに、ピンポ〜ンもない? 



こんな不思議な階段を赤瀬川原平は「無用階段」と名づけた。「使用価値のないものに芸術というものがある。世の中の生産性のネットワークから外れて、生産的にはまるで役立たずのものが芸術である。だけど芸術には文化的価値というものがあり、人間の精神に役立つという。……自然以外の人工のもので、役立たずの存在はこの芸術だけであると、そう私は思っていた。ところが役立たずでありながら芸術でもなく、しかしゴミとはならずにちゃんと保存されている物件があったわけで、これはもはや芸術を越えたところの「超芸術」と名付けるほかはないであろう」(尾辻克彦『東京路上探検記』)。
 役に立たない階段でも、ゴミにならず残っているところに価値があるようだ。