「ARS GRAPH GINZA臨時増刊銀座」(アルス、昭和27年)を眺める

1952年の銀座を福田勝治の写真で特集を組んだ「ARS GRAPH GINZA臨時増刊銀座」(アルス、昭和27年)を眺めていたら、巻末の「銀座風物詩」の挿絵を宮田重雄木村荘八鈴木信太郎が描いていた。この挿絵がそれぞれどれもしびれるほどいい! が、キャプションがないので何処を描いたのかを調べなければならないのがちょっとです。などといいながらも、それが一番の楽しみなのだが。


鈴木信太郎:画、これはどこ? 

銀座の柳と人力車と服部時計店。空には市電の電線が張り巡らせてあるので、銀座4丁目交差点をライオンビアホールを背にして描いたものか?



GRAPH GINZA臨時増刊銀座」(アルス、昭和27年)
銀座八丁には、今は高速道路になってしまっているが川があり沢山の橋があったようで、それを頭に入れて挿絵を見ると数寄屋橋をなめながら眺めた日劇のようにみえるが…? 



鈴木信太郎:画、この絵は服部時計店か?

GRAPH GINZA臨時増刊銀座」(アルス、昭和27年)