ピーターパンは生後1週間の幼子!

【イギリスは楽しい】第三弾に「ピーターパン」を選んだ。といってもピーターパンに関する知識は殆どなく、だいぶ昔にフック船長と闘うディズニーのアニメを見た程度だ。多少の知識を身に付けるために最初に読み始めたのは、ピーターパンが最初に登場したという鈴木重敏:訳、ジェイムス・M・バリ『小さな白い鳥』(パロル舎、2003年、1902年に出版された作品の翻訳)。


ピーターパンはこの作品の一部として書かれたもので26章のうちの6章だけにしか登場しない。驚くことに、あのディズニーの話しとは全く違う内容で、ピーターパンは表紙絵や挿絵にあるように生後1週間の幼子だ。素晴らしい表紙絵や掲載されている25点の挿画は古い時代のものかと思ったが、なんと東逸子さんが描いていた。