紋次郎の挿絵を見たいと思っても「木枯し紋次郎」の挿絵は今ではなかなか手に入らない。初出の挿絵が掲載された「小説現代」を探すとなるとなおさら難しい。古書店でもネットでも雑誌を扱う店が少ないからだ。挿絵を担当した挿絵画家の作品集、『岩田専太郎命作画集』(毎日新聞社、昭和49年)や『堂昌一挿絵画集』(ノーベル書房、平成4年)には「木枯し紋次郎」の作品が多少掲載されているが、B4判(257×364mm)と大きく扱いづらく価格もそれなりに高価だ。


単行本や文庫本にまとめられたときには挿絵が掲載されていないことが多い。そんな中、
堂昌一:挿絵、笹沢佐保『帰って来た紋次郎 悪女を斬るとき』(新潮社、1999年)
は、7点の挿絵が挿入されているありがたい本だ。古書価400円で購入。



堂昌一:挿絵、笹沢佐保『帰って来た紋次郎 悪女を斬るとき』(新潮社、1999年)



堂昌一:挿絵、笹沢佐保『帰って来た紋次郎 悪女を斬るとき』(新潮社、1999年)



堂昌一:挿絵、笹沢佐保『帰って来た紋次郎 悪女を斬るとき』(新潮社、1999年)



堂昌一:挿絵、笹沢佐保『帰って来た紋次郎 悪女を斬るとき』(新潮社、1999年)