少し年月をさかのぼって、昭和35年の作品だ。堂昌一36歳の時のさし絵だ。さすがにデッサン力は確かだが、画面の構成などは、昭和49年「西海道談綺」など岩田専太郎の後釜を引き受けた頃に比べると、やや拙い感じがするところが、成長の過程が見えてきてちょっとおもしろくなってきた。


堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)



堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)



堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)



堂昌一:画、秋葉大亮「幕末剣豪列伝浅利又七郎義明」(「剣豪列伝集」昭和35年6月)