「本の手帳」4号は年内発行を目指して鋭意製作中です。

12月1日が発行予定日でしたが、この時点でまだ原稿ができたいないという執筆者が3人もいて、年内の発行が危ぶまれましたが、すでに原稿ができ上がっている人に加筆してもらったりしながらなんとか頁を増やし、年内発行のめどが立ってきました。


といっても12月10日には印刷に入れなければならないというのに、10日に原稿を届けるという暢気者がいたりと、まだ執筆中という者がいたりで、信用だけを頼りに運営することの大変さを今回は思い切り知らされました。


私は「櫻井書店を蔭で支えた大同出版」と題して10頁書きました。2号で書いた「戦時中でも気概のある美しい装丁を押し通した櫻井書店」の続編にあたります。文学書は儲からないという常識を乗り越えて、櫻井均の気骨ある出版人というイメージを作った櫻井本だが、意外なところに裏話が転がっていた。