【地べたを這うように葉を広げるので目立たないヒマラヤユキノシタ‼︎】…市内の植物探索(30)

【地べたを這うように葉を広げるので目立たないヒマラヤユキノシタ‼︎】…市内の植物探索(30)
 ヒマラヤユキノシタ(別名:ベルゲニア)はユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属の多年草ヒマラヤ山脈周辺(アフガニスタンから中国にかけて)原産の多年草植物です。明治時代に日本に渡来しました。
 寒さの残る3月〜4月頃に、葉の間から褐色のひょろりと柔らかそうな花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ、グループに分かれたピンクや赤、白色の可憐な小花をを数個ずつまとめて咲かせます。革質で厚みのある楕円形の大きな葉を地面に張りつくように広げ、どっしりとした安定感があります。
 別名の「大岩団扇(オオイワウチワ)」はこの大きく肉厚な楕円形の葉が団扇のように見えることや、岩場に生えることから名付けられました。「エレファンツ・イヤー」も葉がゾウの耳に見えることから連想してつけられたそうです。
 花言葉の「忍耐」「秘めた感情」は、ヒマラヤユキノシタが雪が積もっても枯れることなく育ち、早春にピンクや白などの可憐な花を咲かせることからつけられました。
 
 西東京市保谷町5丁目で2023.3.23に撮影したヒマラヤユキノシタ

 
西東京市北原町1丁目で2024.2.24に撮影

 
 
西東京市保谷1丁目で2023.3.26に撮影