【地べたを這うように葉を広げるので目立たないヒマラヤユキノシタ‼︎】…市内の植物探索(30)
寒さの残る3月〜4月頃に、葉の間から褐色のひょろりと柔らかそうな花茎を伸ばし先端に集散花序をつけ、グループに分かれたピンクや赤、白色の可憐な小花をを数個ずつまとめて咲かせます。革質で厚みのある楕円形の大きな葉を地面に張りつくように広げ、どっしりとした安定感があります。
別名の「大岩団扇(オオイワウチワ)」はこの大きく肉厚な楕円形の葉が団扇のように見えることや、岩場に生えることから名付けられました。「エレファンツ・イヤー」も葉がゾウの耳に見えることから連想してつけられたそうです。