【西東京の植物絵手紙(10)…谷戸町1丁目・北新川源流点の近くで紅梅を見た!】


西東京の植物絵手紙(10)…谷戸町1丁目・北新川源流点の近くで紅梅を見た!】
八重咲きの紅梅はよく見かけますが、一重の紅梅は案外少ない。谷戸町1丁目・北新川蓋暗渠の上を散歩していたら、民家の塀の中から一重の紅梅が暗渠の上まで枝を伸ばしていました。田無神社の鳥居の近くにも咲いていました。八重咲きの紅梅は、東大農場東側の梅林などで見ることができます。
梅は中国が原産のバラ科サクラ属の落葉高木。遣唐使によって白梅がもたらされ、平安時代には紅梅も伝わったことで一般化したとのことです。新元号の『令和』は、梅に関連する『万葉集』巻五 梅花の歌三十二首并せて序「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」が出典でした。初春に春の訪れを告げるように花を咲かせる紅梅の色名『紅梅色』もまた淡い紅色が春をイメージし、今も昔も女性に人気の色です。

・絵手紙=「ひと足さきに春を告げる」(紅梅)

 

じつは、もう一枚「紅梅」を描きましたが、「植物絵手紙」というテーマに合わないような気がして、最初にアップしませんでした。せっかくなので、こちらもご覧ください。

西東京市谷戸町1丁目に咲いていた一重の紅梅。2023.2.2撮影
 

西東京市田無町3丁目・田無神社で2023.1.27に撮影

 

 

西東京市北原町3丁目・梅林で撮影した八重咲き紅梅2023.2.2に撮影

 

もうたくさん撮影したつもりですが、紅梅を見つけるとつい撮影してしまいます。北原住宅にて2023.2.14撮影