コブシと白木蓮の違いとは?

小節を回して、♪こぶし咲く〜あの丘 北国の ああ 北国の春〜♪ ではな・く・て、コブシの花の話です。
 今を盛んに、辛夷(こぶし)も白木蓮も競うように咲き誇っていますが、この瓜二つの辛夷と白木蓮の違いってわかりますか?

 今年こそは植物画を描くためにもしっかりとその違いを見定めようと勉強してから撮影に出かけました。

ハクモクレンは花の大きさが8〜10センチくらい、こぶしの花の大きさは、4〜5cm。ハクモクレンの方が大きいですし、花びらの幅が広く、厚みがあります。
ハクモクレンは花びらとガクを含めて9枚、コブシは花びらが6枚。

ハクモクレンは花が閉じたような感じで咲きますが、コブシしっかり全開します。ハクモクレンの場合は、花が上向きに咲きます。それに対し、コブシは、色々な方向を向いています。

・コブシには花の付け根に小さな葉が1枚付いています。

撮影して感じたのはコブシはバラバラな方向に向いて咲いていますがハクモクレンはみんなそろって同じ方向を向いているような感じです。

つまり、写真上がハクモクレンで、写真下がコブシデス。